【なりたい自分になるための足裏ケア講座】釜谷久果

2022.06.02

今回ご紹介するのは、セラピストの釜谷久果さんです。リラクゼーションルームR 代表で、リンパマッサージ、エステ、スクールなどの事業を展開しています。

上品な雰囲気の久果さんですが、そのヒストリーは予想外のものでした。フランスで幼少期を過ごしていた久果さんは、小学校１年生の時に日本へ。教育や文化の違いに戸惑い、人と合わせるということの大変さを感じました。ようやく日本にも慣れてきた頃、父親の仕事の関係で今度はブラジルへ。英語が通じない中で奮闘し、無事アメリカンスクールを卒業しました。卒業後は帰国し、翌年からは静岡県立大学へ。そして、卒業と同時に結婚。（もうこの時点で、波乱万丈ですよね。詳しくは、久果さんご本人からお聞きください。）

二人目の出産を経て、POLAで働き始めました。お客様と関わる中でマッサージの重要性を感じ、そこにフォーカスしていくようになりました。

17年前に、豊橋にて自宅サロンを開業。それから今日まで多くのお客様と関わり、お客様の人生が好転するきっかけを作ってきました。現在は、一家に一人のセラピスト創る「Happy Touch」という活動など、施術だけではなくお客様自身で実践できる学びの場も提供されています。

今回は、「なりたい自分になるための足裏ケア」講座を開講していただきます。「足裏まで意識する人は、本当に自分を愛している人」とおっしゃっていた久果さん。セルフケアすることにより、なりたい自分に近づくことができます。また、ケアの方法を知ることで、ご家族や友人など、身近な人々を癒すことにも繋がります。

今回は久果さんによる足裏診断と、ワンポイントアドバイス付き。この機会に、是非ご参加ください。

お話する中で最も心に残ったことは、「根拠のない大丈夫は、励みにならない」という言葉でした。久果さんはこれまでお客様と関わる中で様々な壁に直面し、その都度真摯に向き合ってきました。鬱病でお悩みのお客様の心に寄り添うために、3年間かけて心理学を勉強したり、コーチングのインストラクターの資格を取得されたことも。お客様のためにこれだけ行動するって、なかなかできないことですよね。久果さんのプロフェッショナルな在り方と、お客様に対する深い愛情を感じる素敵なエピソードでした。

足裏を見ればその人の特性が分かるということで、取材後に私も見ていただきました。足裏の形から典型的なキリンさん足で、慎重・理論的、マイペースといった特性があるようです。私自身、感覚的に見られがちですが、理論的な一面もあり、物事を筋道立てて考えるということが得意だったりします。また感情的になっている人に対して、「あの人は何で怒っているのだろう」と怒りの奥に隠されている感情を冷静に分析するという、シビアな一面も持っています。そんな私へのアドバイスは、考えない時間を作ること、骨盤を整えること、身体を冷やさないようにすること。特に骨盤の歪みは、今はよくても更年期になって症状が出てくる可能性もあるのだそうです。朝晩のストレッチを勧められたので、その日以来、動画を見ながらストレッチに励んでいます。

足裏を見るだけで、その人の特性が的確に分かる久果さん。「噂は本当だった！」と、身をもって体験しました。