【ネイルケアとセルフネイル体験会】上田亞弓

今回ご紹介するのは、合同会社Tsumugu代表の上田亞弓さんです。ネイルサロン・ネイルスクールと、児童発達支援・放課後デイサービスの運営を行っています。異業種な事業内容なので気になることが多々あると思いますが、まずはネイルに関することからご紹介したいと思います。（今回はネイルに関する講座ですので、ネイルの話をメインにお届けします）

趣味でネイルを始めたのは、今から16年前のこと。その後、半年間かけてプロ講座に通い、ネイルの知識を学びました。初めはセルフネイルを楽しんでいましたが、知人から「やってほしい」と頼まれるように。人にネイルをするのは楽しいなと、その時に思われたようです。結婚して子どもが産まれるというタイミングで、まずは独学でネイル検定の資格に挑戦。その後、スクールに通い、ネイリスト検定1級を取得されました。その知識をもとに、ネイルサロンが開かれたのは、今から６年前。子連れOKのアットホームな雰囲気のサロンで、リピーターが多いということが特徴です。

それと並行して運営されているネイルスクールは、技術だけではなく、ネイリスト検定の勉強法や、サロンの作り方や運営方法をお伝えしています。施術時間が決まっているので、子育てとの両立がしやすいということもネイルの利点だと話されていました。好きなことを仕事にできるって幸せですよね。ママたちが自分らしく輝ける場所を、提案しています。

もう一つの事業である児童発達支援は、あゆさんのお子さんに特別な支援が必要とされた時期があり、療育の在り方について模索をされてきました。同じように悩まれている方の助けになれたらということで作られたのが、「Familyいっぽ」。一人ひとりの発達段階に合わせた個別療育を通して、将来の自立と生きる力を育む施設となっています。

ネイルが好きな人
将来的に自宅サロンを開きたい人

手先の器用さに関係なく、ネイルが好きな気持ちが一番大切なことだと話されていました。

入門編は、自分の爪を綺麗にすることを中心に。自宅サロン編は、サロン開業までの道筋やヒントなどをお伝えします。
あゆさんの生徒の中には、移住先のシンガポールで自宅サロンを開かれたという、グローバルな方も。高い技術力があれば、世界でも通用しますよ。

実は、ネイルの他にも、エステ・ベビーマッサージ・ベビーサイン・リフレクソロジー・着付け・茶道と、様々な資格をお持ちのあゆさん。その中でネイルを仕事として選ばれた理由は、とてもシンプルで、「一番楽しかったから」と話されていました。

行ったことに対してありがとうと言われるということも、この仕事の魅力の一つだと言います。開業することは難しいと思われがちですが、「やることを決めてやっていけば、誰でもできる」という、力強いお言葉をいただきました。自分の可能性を探してみたいという方にも、おすすめの講座です。

あゆさんとは数年来の知り合いですが、しっかりとお話をお伺いしたのは、今回が初めてでした。柔らかな雰囲気と笑顔の奥には、このような熱い想いが隠されていたのだということを知り、驚きました。

お察しの通り、あゆさんは多忙です。笑 ネイルに興味がある方は、どうぞこの機会をお見逃しなく。